「魚べい」ならではのラー油系メニュー(ねぎまぐろ)
やあ、僕は毎年島根のお雑煮を食することになっていて、お腹いっぱいなんだ。
年明けというものは、往々にしてそんなものだよね。
ということで、表題の件。
このごろあまり100円寿司・回転寿司の類いは食べに行っていないけれど、数ある100円寿司チェーンにおいて我が家のお得意は断然「
魚べい」となっている。
☆参考:魚べい|あれもこれも魚米品質 元気寿司株式会社
僕の住まい周辺は、何気に回転寿司激戦区だ。「魚べい」だけでなく、「かっぱ」「くら」「スシロー」「はま」「がってん」などなど、100円寿司もそうでないものも、さして広くない範囲に結構散らばっている。最近「かっぱ寿司」が脱落してしまったけれど、それでも100円寿司を食べたければお店に事欠かない環境なんだ。
我が家が「魚べい」を選ぶ理由
そんな激戦区において、一番人気は「くら寿司」だと思う。無駄に混むから行く機会は少ないけれど、レーンに流れる寿司に蓋がしてあったり、皿を都度返却できるのでテーブルが汚くなりにくかったり、サイドメニューが充実していたりで、確かに人気になるのはよくわかる。しかし、無駄に混みすぎだ。酷いときなど、平日の夜でも駐車場に警備員が登場するくらいだ。待つのが好きではない僕としては、できれば候補から外したい。
「魚べい」は、「くら」に次いで混んでいるようだ。ここも待たされることは多いが、どういうわけか客の回転がいいので、10分も待たないくらいなことが多い。ここなら「ちょっとくらい待ってもいいか」と思ってしまう。
しかし、僕ら一家が「魚べい」を推す理由はこれだけではない。
我が家は全員が全員、好きなものが違うので外食のときは行き先でよく揉める。先日も「魚べい」に出かけたけれど、子どもらは「寿司」「スイーツ」などと言い、嫁は「ラーメン」と言い張る。こういう場合、ショッピングセンターなどのフードコートがそれを解決してくれることが多いのだけれど、その前日にイオンモールに行っていた関係でちょっと行きたくない。僕は何でもよかったが、こうしたワガママな家族のニーズを満たしてくれるのが、寿司でいえば「魚べい」だったりする。ラーメン、何気に美味しいんだよ。小さいけれど、チャーシューが3枚入っていたり。
寿司ひとつとっても、我が家は全員好みがバラバラだ。子どもらは「いくら」「とびっこ(ししゃもっこでも可)」「たまご」など、嫁は「カニ」「あかにし貝」、僕は「えび天にぎり」「エンガワ」など。特に貝類はお店によって扱いの範囲がかなり違う。やっぱりこれらワガママを比較的満たしてくれるのは、「魚べい」なんだよね。
それから嫁に言わせれば、この「魚べい」は、「スシロー」と並んで食材が「臭わない」のだそう。僕はわからないけれど、嫁は海産物に恵まれた場所で育った経緯があるせいか、そういったところにうるさい。100円寿司においては、「魚べい」「スシロー」が、特にイカ・タコ・貝類において食材が嫌な臭いがしないと評価している。
ちなみに僕は、ここの「ラー油シリーズ」が大好きだ。主にマグロ系などこってりしたものに採用されているけれど、にぎり寿司の上にネギと食べラーが乗っかっているスタイル。冒頭の画像にあるような感じだ。これは、「魚べい」にしかないものだ。これがあれば、あとはどうでもいい感じ。これを考えた人間は素晴らしいと思う。
個人的には、行ったことのある100円寿司を好きな順に並べると、以下のようになる。
魚べい>スシロー>かっぱ>くら>はま・その他(過去にあった店舗含む)
「スシロー」は、もうちょっと近代的な内装にしてくれたら「くら寿司」くらいの人気は出てもおかしくないと思う。けれど、今ひとつお店が古っぽくて汚いんだよな。あと、店舗によるサービス品質の落差も激しい。これさえ何とかしてくれたら、「スシロー」は僕の一番人気になれるかもしれない。と、「魚べい」があまり関係なくなったところで終わりにしておこう。
※2015.9.4追記
なお今年あたりから、魚べいが順次「回転しない」寿司に改装されている。
その模様を記してあるので、よかったら参照どうぞ。
☆参考:魚べいリポート2015